大学受験体験記(早稲田理工編)

受験のことを含む雑感

東大に落ちたけど全く後悔していない、そんな話。

東京大学の合格発表日から、早くも一週間が過ぎようとしています。「受かってるといいなあ」「英語耐えててくれ」いろんな思いが胸にあふれていました。結果は不合格でした。

 

でも、不思議と気持ちは晴れ晴れとしている。

こんな私は特殊でしょうか。こういう心境になぜ至ったのか自分なりに考えてみたので、以下にまとめてみました。

 

1/3 高校生としての3年間、自分で工夫して勉強してきたから。

自分なりに必要なことを考えて実行してきました。参考書の順序や甲乙について、質問できる級友がいて、超進学校ではなかったので、努力した分、成績に表れやすかった。だから、「目標に向けてやり抜いた」という実感が大きかったのだと思います。(一種の燃え尽き症候群とでもいえましょうか。)

 

2/3 勉強だけでなく、高校生として参加できる学校行事に積極的に参加したり、個人的な趣味にも没頭していたから。

高3は除きますが、高3になるまでは、振り返ってみると、趣味を大事にして生活できていたなと思います。受験勉強という幹があるけれども、趣味という枝葉の彩を忘れなかったこと。これが結果的に充実した3年間を遅れた理由だと思います。

 

3/3 自分をもって生きてきたこと。

進路希望だけでなく、日常生活においてもです。勿論、自己中心的に生きようというものではありません。人間関係も、勉強でも、周りにうまく影響される部分を適度に保ち、かつ普遍的な自分をどっしりと構えるということです。この世界の主人公は自分にほかなりません。自分をプレイできるのは自分しかいません。

 

  、と だんだん話が抽象的になってきました。これ以上書いても冗長になるだけなのでここで終わりにしておきたいと思います。太字の部分だけでも、心に留めて生活されてみては?人生のサビへと向かう、受験生に向けて。

 

P.S.新生活準備中

早稲田理工/3年間の模試成績推移を振り返る(進研模試編)

早稲田理工現役合格、東大志望(結果待ち)を体験した受験生の3年間の模試成績推移を公開したいと思います。今回公開するのは進研模試の記述模試で、高一7月・高一1月・高二7月・高二11月・高二1月の五回分になります。成績+感想 みたいな感じです。「こんな成績なのに早稲田受かるんだ!」と希望をもっていただけたらと思います。

 

目次

 

高一7月

高一7月

総評:はっきり言ってゴミです判定すらでてません笑。文章題で落ち着いて文章が読めなかった記憶があります。国語の文章は、戦争中の文章がだされ登場人物の多さに困惑した覚えがあります。英語もあんまりふるいませんでした。

 

高一1月

高一1月

総評:模試の形式を7月に知れたこともあったので成績は上昇しました。国語はできないですね。あと数学も東大志望なら満点取れよ偏差値80は越えろよ、と言われそうですし実際自分も当時そう思ってましたが、進研模試でそれを達成することはなかったです。あと東大D判定まあ理科がないことや、問題の難易度的にこれで東大の可否を図ることができないのは重々承知していますが、それでも既習範囲で東大A判定レベルには達しておきたかったですね。

 

高二7月

高27月

総評:英語で偏差値80をとることができましたが、高校内席次は二桁だったので、あまり喜んだ記憶はないです。実際後ろの席の子が校内1位で、自分の至らなさを感じました。あと数学、勉強時間的には一番多いはずですが伸びません。必ずどこかで変なミスをしました。国語は相変わらず。東大もD判定

 

高二11月

高211月

総評:初めて模試で理科と地理を受験しました英語は安定する科目なので、今回も偏差値80は超えていました。しかし、数学はやはり低空飛行、国語より偏差値低いってどうなってんねん、そういう事案です。地理は高2の時点では低いですが、高2の終わりくらいから自習を始め、高3で担当教師にみっちり演習を積んでもらい、共通テストは81点とぎり8割は超えられたので耐え?でしょうか。理1はD判定(定期)駿台のほうが成績よいのでお楽しみに(?)

 

高二1月

高21月

総評:ということで迎えた最後の進研模試(高3では受験してないので)。地理と国語の二科目を除いては、まー耐え?あ理科をやらかしてます、そんな感じです。数学は当日の(試験中の)ムーブメントが結果を左右することをここらへんで意識しだした感じだと思います(遅!)。やっぱりD判定!

 

全5回を振り返って

振り返ってみると、色んな意味で成績を維持してますよね(D判定)超苦手科目を作らなかったことが東大を志望できた理由で(進研はずっとDなのに)、英語が早い時期に割と高い水準で安定しだしたことが早稲田理工に現役合格できた秘訣だと振り返ってます。みなさん模試のたびに判定を気にしたり、友達と順位を競ったりといろいろだと思いますが、大事なのはアルファベットや数字ではなく、何が自分に富んでおり、何が不足しているのかを客観的に判断すること、そのツールとして模試があることを意識することだと思います。このブログが、現役でみなさんが第一志望に合格できる一助となれば幸いです。駿台模試編もよかったら読んで参考にしてください。

 

【スマホで勉強】早稲田理工合格に役立ったサイト


こんばんわ、LIFEBLOG中の人です。今回は私が受験勉強する中で発見した受験生にとって便利すぎるサイト をいくつか紹介したいと思います。今回紹介するものは、「塾無しで難関大を志望しているが某塾のような本質的な物理の学習をしてみたい」人、「早慶、東大の過去問を誰かが解説している動画でみたい」人、「入試数学のランダム演習、分野別集中演習をしたい」人等々、様々な人に役立つものとなっています。実際、自分が利用してきたものでもあります。私事ではありますが、地方から東大に向けた対策をするのは自力だけでは難しいものがありました。そういう地方に限って塾が充実していないので困ったものです。同じような境遇の人の助けとなれば光栄です。

 

化学→物理→数学→番外編 の順番になってます。

 

 

【化学編】

1かないteachannel 様

有機化学、構造決定の演習に役立たせていただきました。こちらのチャンネルでは、東大、に限らず様々な大学の入試問題を、受験生的な立場で(答えありきの解説ではなくて)実際どう解くのかの思考プロセスを学習することができます。高2の夏くらいにしって今週の構造決定も何個か解いた記憶があります。本当にお世話になりました。

 そのほかにも無機物理の力学も学習動画をアップロードされているようです。気になる方は是非調べてみましょう。

 

2もろぴー有機化学・研究ちゃんねる 様

高校化学で扱われてはいる(「そういうものです。覚えましょう」の)内容を大学レベルの解説を交えて解説してくださるので 正しく理解ができます。(内容によっては必ずしも覚える必要はないとは思います。しかし、二次試験で題材となる、なった内容を扱っているため非常に学習価値が高いです。)大学でも化学を継続的に学習していく予定の方はチャックしておくとよいでしょう

 

3ヒロシのエンジョイケミストリー 様

ご存じの方も多いと思います。教科書で習う反応・実験を実際に行っている様子を動画で見ることができます。それに加え、実験後の板書も用意されており、座学の多い学生にとってはとても新鮮かつ学習効果の高いものです。近年の難関大学では、実験を題材に取り扱うにしても、反応式だけではなくより実践的なことを問うてくる傾向が高まりつつあります。ひとつひとつの実験操作には意味があります。そういうことを確認する際にこちらのチャンネルは非常に便利なものとなっております。私は、高2夏の初学のときからお世話になっていました。

次で化学はラストです

4高校化学フォローアップ動画〜Uzilo@Chemistry 様

東大の過去問の解説動画をアップロードしてくださっています。バスなどのスキマ時間に活用させていただきました。解説が非常にわかりやすいです。

 

【物理編】

CSS高校物理 in 八丈島

こちらのチャンネルを紹介したくてこの記事を書きました塾なしで地方から難関大を目指す方は絶対見てください!世界変わります!非常にわかりやすいスライドで、システマチックに物理というものを理解できます。鏡像法の回はあごがはずれるくらい衝撃的な内容(すごすぎて)でした。

2東大物理学科卒ひぐま 様

私は過去問解説の動画をよく参考にさせていただきました。東大物理の本試で9割超えている方であるので、解説がぬるりと頭の中に入ってきます。(体系的に分かる)。ここで注意!わかった気になっただけかもしれません、自分でアウトプットできるかの確認はするべきでしょう。

 

3細川JPの高校物理 様

高一のときに平面波の干渉についての理解が浅かったころから見ていました。わかりやすいの一言に付きます。超難問を扱うチャンネルではありません。がある程度物理を学習した方なら分かると思いますが、難問で躓くのは初歩的な事項を理解できていないときです。誰しもが通る道ですから、試験本番で十二分に力を発揮するためにも日頃の学習の中で少しでも気になることがあれば、こちらのチャンネルに頼ってみてはいかがでしょうか。

 

4さくふの高校物理 様 

日常に潜む物理(顕微鏡と望遠鏡、ぶらんこなど)や体的なケースを踏まえて物理の学習ができます。サムネイルもわかりやすく、動画時間も長すぎないためスキマ時間に頭を働かせたいときにはもってこいです。共通テスト対策にももってこいだと思います。タブレットを用いてのわかりやすい板書もポイントです。

 

5高校物理大好き人間 様

二体問題の理解に役立たせていただきました。手元解説タイムアタック動画なども挙げられているので、参考になる要素が多いです。

 

【数学編】

Mathematics Monster 様

神です。はい。難問が難問でなくなることでしょう。

【番外編】

チリツモ国語塾 様

共通テストの古文漢文の過去問を解いている方はチャックしておくと良いです。問題文&選択肢の解説までされていて、受験期はとても役に立ちました。高2同日試験のときに初めて知り、それ以来事あるごとにお世話になってきました。その他、二次試験の古文の解説もされているので、国立二次で国語が問われる文系大学志望の方はチャックしておきましょう。

 

Atsueigo 様

言うまでもないでしょう。英語学習の方法を知れるだけでなく、教材としても活用できます。

 

つばめ先生のポケット予備校 様

東大実戦、駿台模試など各種模試の物理の解説をなさっています。様々な題材を知れるだけでも有益ですが、解説もされており、実際解いた後に視聴すると学習効率が高まると思います。

入試物理チャンネル 様

さまざまな大学の入試物理問題を解説なさっています。経験を積みたい方におすすめ。

 

以上です。最近は情報社会ですから情報の取捨選択が受験において有無を言います。Youtubeも活かしていきましょう。スマホを活かして他の受験生との差別化を測っていきましょう!

東大受験・早稲田理工に使った参考書まとめ

こんにちは!LIFEBLOG中の人です。

今回は私が使用した参考書を公開していきたいと思います。私自身、本屋で参考書を選ぶにも、何度もスマホで調べ、先輩たちの経験談などを参考に自分に最適な参考書を選んできました。非力ではありますし、ごまんとある話題ではあるものの、私の使用した参考書を公開していきたいと思います。成績推移は次回だと思います。(こだわりとして、参考書の名前と表紙の色を同じにしてあります。)

 

英語編

私の大学受験を支えてくれた教科であります。まず中3のときに英検2級を取得していましたが、大学受験で問われる英語の力英検で問われる力にギャップが有ると感じ基本的なところから盤石にしていきたいと思っていました。(高校入学前の3月の話)

高1

まずターゲット1400で基礎的な単語を網羅したものの、実際英文読解はイディオムがものを言うことを知り始め速読英熟語へ。そのあたりで学校配布のDUOをはじめました。DUOアンチが私の周りにたくさんいましたが私はそんな意見にも惑わされずDUOを活用しつくしました。学校配布ULTIMATE(文法書)はちょっとだけやったかな。英文解釈の技術100もやりました。私のやり方が悪かったのかあまりこれをやるメリットは感じませんでした。夏休みはTEDイキってやってましたが、聞き流すだけでリスニング力が鍛えられたら誰も苦労しません。ということであまり効果はなかったですね、まあ面白かったので良いのですが。そして12月30日くらいに鉄壁を購入し、1月1日、年明けとともに一日5セクションやることとしました。一日たった5セクションでも死ぬほど時間がかかったのを覚えています。。

高2

学校配布のVINTAGEは夏(まで)に完璧にしました。キムタツも買って、よしリスニングやるぞ!と意気込んでいました。正直理科の予習や数学の演習で英語は手薄になっていましたが、それまでの貯金が多かったので今後英語で困ることはありませんでした。そのときの共通テストの同日試験のリーディングは88点でした。時間がギリギリでかなり焦りましたが、およそ英語が足を引っ張ることはないだろうと考えました。

高3

学校で旧帝向けの長文読解の問題集(長文10個ほど)と英作文用の問題集を除けば、赤本しかやってないです。高3までに貯金(積み重ね)が大事です!もちろん、そのたびごとに模試の復習をやっていたのもありますが、あまり参考書を追加することなく、駿台模試で英語の偏差値は常に65以上をキープできるくらいにはなっていました。東大志望としては物足りませんが、総合力が大事ですので一つの目安として、高2までに少なくとも英数国を駿台模試で65程度キープできるくらいに盤石なものにしていただきたいです。あとは先生方の添削は可能な限り受けましょう。英作文は書いてからが大事です。+模試の復習

その他、Quizletという単語帳アプリやweblio、Deepl、EOWなど活用しました。なかでもQuillBotは一級品です。無料で登録無しにAIが自分が書いた英作文の文法的な誤りなどを指摘してくれます。素晴らしい。

数学編

高一

学校配布赤チャートを例題を通学中(登下校中)読んで、長期休暇中は巻末演習、章末の問題をやってました。問題がむずいので解けたときは気持ちがいいですが、そうでないことも多かったと思います。IAの場合の数と確率は参考書の如何に関わらず、演習を積みたいと考え、定期テスト用に青チャートをすすめました。ながれで後ろの方にある問題演習コーナーもやりました。青茶でも意外とむずいのねー、ってなりました。大学への数学ⅠとAにも手を出しました。予選決勝法とかとても大切な考え方が暑さは薄い問題集につまっていておすすめです。ただ、人は選ぶと思います。

高2

真解法への道!という参考書を始めました。初っ端から「はへー」と解法に感動した記憶があるような。京大の問題だったと思いますが。かなり網羅されていて、例えばチャートなどの網羅性とはちがう、入試問題に特化した網羅性がありかなり視野が広がると思います。次におすすめする参考書の次におすすめしたいものです。そして上級問題精講ⅠA・ⅡB。これまでの数学の勉強を確かめる意味で始めました。2勝1敗位の割合でチャレンジングな問題が入っています。おすすめです。演習を積んだ上でやりましょう。

高3

学校で実戦Ⅲという参考書を使用していました。あとは赤本、そして本番前の2月は東大実戦の過去問をひたすら解いていました。模試の復習は死ぬほど大事

 

国語編

高1で古典の定期テストを(授業を)全力で勉強し(風呂で覚える漢文 とかいうやつもやった)、高2で古典単語の学習(古文単語315核心古文単語351)プラスシステム現代文、(河合の青い漢文問題集)、高3直前期、赤本(古典)と黄色本(現代文)をやりました。+模試の復習

共通テストの国語は158だったと思います。なんとも言えません。

 

物理編

高一は物理基礎(リードアルファ漆畑晃の力学、高2は教科書名門の力学、高3の夏になってやっと名門の電磁気漆畑晃の解法研(死ぬほどおすすめ。自然な形で本質的に微積分や重心系の捉え方(二体問題)など東大受験では避けて通れませんし、今後物理を学習する上で必要な考え方が詰まってます。)そして主に高3で赤本。直前期は河合の東大オープンの過去問題集。+模試の復習

 

化学編

高2から化学基礎を学びました。12月くらいに共通テスト同日を視野にゼロから劇的に分かる橋爪の化学をインプットし、セミナーを固め、総合的研究化学で知識を補填。(時間がかかったが問題までついていて良い。)そのあとは重問に敷居を感じ、鎌田の化学演習問題集を終わらせ(正直いらなかったかも。重問そんなに難しくない。なんならセミナーで事足りる人もいるかも。やっといて損はないけれど)、重要問題集をやって高3の夏に入る前に化学の新演習。秋からは赤本。直前は東大オープンの過去問+模試の復習

その他、「受験の月」「化学のグルメ」という高校化学のサイトはとても参考になりました。

 

以上です!之以外にも定期テストや模試などあって忙しい日々を送ってきましたが大事なのは自分で決めた参考書で学び切ることだと思います!。将来の受験生頑張れ!質問やコメントなども受け付けています。之以外にもYou Tubeでおすすめのチャンネルがありますのでそれも次回発表します!

2月25・26日(東大受験・私立合格発表)

まずは国公立大学二次試験、みなさんお疲れ様でした!

「できた!」って人、多分受かってます!

「ORZ」って人、受かってますよきっと!

私はどちらかというと後者

自己採点は怖くてやってません。体感二次225、共テ91なので厳しいのかも。

私立は早稲田理工を受けました。気になったので理科と英語の間の昼休みに結果を確認しました。、、結果は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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合格

一安心。(化学のやらかしは響かなかったみたい。英語が去年の配点だと80くらいとれたので超できているわけではないですがそこそことれたのでそれが勝因になった?のかな。)

 

受験終わったらブログ書こうと思ってました。勢いで書いているので些末なブログですが今回は以上です!ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

今後、三年間で使用した参考書(山の様に多い)のなかで特におすすめなものや要らなかったもの、模試成績など公開する予定ですので気になる方は是非ポチっとしてくださいね。私自身、東大受験ブログを参考にしてきた部分もあります。(その方はいまもブログ更新中です。許可を頂いておりませんので明言は避けます。)閉じこもった勉強は成績の伸び悩みに繋がります。「そんな意見もあるんだ」程度にそういった記事を(私のでなくても)読むとモチベもあがりますし戦略も立つだろうと思います。どうしても生じてしまうスキマ時間など生かされてみてはいかがでしょうか。2月26日記す